【岐阜】犬猫殺処分減へ県が初拠点 飼育や避妊手術部屋も
捨て犬や捨て猫を保健所で殺して処分するケースを減らすため、県は美濃市片知の山間部に「動物愛護管理施設」を建設する。犬猫の新しい飼い主を見つける拠点で、県内では初めて。二〇一三年度一般会計当初予算案に建設費など一億七千万円を計上し、一四年四月の開所を目指す。
県生活衛生課によると、犬猫の殺処分をゼロにする努力を自治体に求める改正動物愛護管理法が九月に施行されるのを受けた事業。全国で同種の施設が無いのは、岐阜、北海道、岩手、福島、群馬、香川の六道県だけだった。
県内の保健所が一一年度に収容した犬猫は、四千匹。このうち引き取り手が見つからずに殺処分されたのは犬三百六十八匹、猫二千二百十七匹で、殺処分率は65%に上る。県は一七年度までにこの数値を50%以下に減らす方針だ。
新しい施設は、年間百八十匹の受け入れを予定。犬五匹、猫十匹分の飼育室のほか、避妊や去勢手術、治療用の部屋を備える。市民と犬猫が触れ合う多目的ホールも用意する。県生活衛生課は「施設で預かった犬猫はすべて市民に譲渡できるよう努力する」としている。
(末松茂永)
中日新聞WEBより
犬猫の殺処分ゼロを目指す施設が続々建設され
夢でない、、、嬉しい、、、

